海にまつわる地域の民話を発掘しアニメ化する「海ノ民話のまちプロジェクト」。
海と深く関わりを持つ日本という国の「海との関わり」と「地域の誇り」を次世代へ語り継ぐことを目的とし、今年度は全国で10の自治体が「海ノ民話のまち」として認定されました。その一つとして倉敷市に伝わる「児島の金浜伝説」が選ばれました。認定後、アニメ制作が進められついに完成!先月、倉敷市の伊東市長にアニメの完成を報告しました。
アニメ完成報告会には、プロジェクト実行委員長でありアニメ制作を担当した沼田監督、実行委員の柴田さんがリモートで参加。地元からは実行委員の太宰さんが同席しました。沼田監督は、「民話には学びや教訓が含まれいる。町おこしや教育現場で活用していただきたい」と述べました。アニメ上映後、伊東市長は、「アニメを通じて道徳心やみんなを大切にする気持ち、海を大切にする気持ちが刻み込まれていくと感じました。また、子どもたちにアニメを見せて温かい心を養ってもらうようにしたい」とコメントしました。今後、アニメ上映会&フィールドワークイベントの実施や海の民話に関連した商品開発なども検討していきます。
お楽しみに!
児島に伝わる民話「銀のつづらと金の浜」とはどんな物語なのでしょうか?
少しだけストーリーを紹介します。
昔々あるところに漁師をなりわいとする男がいました。漁師が海で引きあげたきょうびつ(経典をいれる箱)をお寺に持っていくと、ありがたいお経だとわかり、お礼に稚児からつづらをもらいます。「家に帰るまで開けてはならぬ」と言われましたが、 どうしても気になって開けてしまいます。約束を破ってしまった漁師の運命は?
「銀のつづらと金の浜」公開中!アニメはこちらから!