7月25日(木)、倉敷運動公園を起点として、
ごみ拾いを行うスポーツイベント!海と日本プロジェクト「スポGOMI甲子園 岡山大会」が行われました。
県内の高校から9チームが参加!果たして優勝したのは?
午前9時30分、集合場所の倉敷運動公園に、高校生たちが次々とやってきました。
今回は、岡山学芸館高校、山陽女子高校、明誠学院高校、おかやま山陽高校の4校が出場。総勢9チーム27人が参加しました。
開会式では、岡山学芸館高校の生徒が元気よく選手宣誓を行いました。
出発前には、2分間の作戦タイムが設けられました。皆さん、地図を見ながら、
どの辺りにゴミを拾いに行くか話し合います。「色んな場所に行ってごみを拾おう」、
「この辺り、場所的にごみありそうじゃない?」様々な意見が飛び交います。
そして、いよいよスタート時間です。チェンジ・フォー・ザ・ブルーの掛け声と共に、
9チームが一斉に出発!果たして、どのチームが全国への切符を手にするのか?
ごみ拾いの場所は、倉敷運動公園を中心に半径1.5㎞圏内です。
出発した高校生たちは、東へ西へとバラバラに散っていきました。
路上には、たばこの吸いがらや小さな紙くずなどが多く落ちていました。
線路沿いの草むらには、空き缶やペットボトル、さらには、古くなった水筒なども!
遠くからは見えないような場所にごみが隠れています。
この現実に、高校生たちも、思ったよりにごみがたくさんあると驚きを隠せませんでした。
制限時間は、60分。距離で稼いでたくさんごみを拾う作戦のチームや、ごみがありそうな草むらを目指すチームなど、
作戦は違えど思いは同じ!街をキレイにしようと少しでも多くのごみを拾おうと懸命にごみを探していました。
制限時間が近づいてくると、高校生たちが次々と戻ってきました。
袋には、ごみがいっぱい!すべてのチームの計量が終わり、いよいよ結果発表です。
今回優勝したのは、チーム「岡山学芸館高校」!発表と共に笑顔がこぼれます。
ポイントになったのは、線路の高架下の草むらで見つけた大量のごみ!
距離で稼ごうとしたけど、あまり動くことなく、たくさんのごみが拾えたということです。
2位と倍以上のポイント差をつけての優勝!おめでとうございます。
岡山大会で拾ったごみの総重量は、23.97㎏でした。
街に隠れた多くのごみを拾うことで、参加者たちも改めてごみを出さないという気持ちが芽生えたように思えます。
優勝した岡山学芸館高校は、9月23日の全国大会に出場します。優勝目指して頑張ってほしいものです。