日本財団「海と日本プロジェクト」in岡山が主催する一大プロジェクト!
岡山の里海づくりを調べ、その学習成果をオリジナルバスで発信しよう!という
「里海づくり調査団」のワークショップ第3弾を開催。
今回は、日生と笠岡で学んだ里海づくりをまとめて発表すると共に、バス背面を彩る海の生き物のイラスト&啓発標語を作成しました。
午前の部は、日生と笠岡で学んだことを調査シートにまとめての発表会です。
今回は、岡山大学教育学部の宮本先生を講師としてお招きして、学んだ成果をおさらいし、
どうしたら知らない人に伝わるかなど、調査シートの書き方や発表の仕方を教えてもらいました。
子どもたちは、先生のアドバイスを聞きながら調査シートをまとめグループごとに発表していきました。
アマモ場が魚を育てること、森の栄養分が海へ流れること、魚にやさしい漁法のこと、里海づくりには色んな方法があることなど、
自分たちが学び感じたことを思い思いに述べました。そして、最後に、「小さな魚はとっても逃がす」、
「ごみを出さない」など、豊かな海を守るために自分たちにできることを発表していきました。
発表後は、バス背面にラッピングする海の生き物のイラスト作成です。
岡山県立大学デザイン学部の学生さんたちが手伝ってくれました。
子どもたちは、日生と笠岡でとれた魚の写真を見ながら、思い思いに色鉛筆やクレヨンを走らせ表現します。
カラフルな魚や、忠実に再現したリアルフィッシュなど、個性豊かなイラストが続々完成!
実は、1人1種類を予定していましたが、次々と描き上げる子供たちもいて、合計約30種類のイラストが出来上がりました。
多種多様のすばらしいイラストがバス背面を彩ってくれることでしょう!
午後には、海の生き物のイラストと一緒に載せる豊かな海を守る啓発標語をみんなで考えました。
午前に引き続き、岡山大学教育学部の宮本先生に講師をしていただきました。
この時間は、日生と笠岡の体験を通じて、印象に残ったワードをあげていき、そこから啓発標語を作っていきました。
「守りたい」、「宝物」、「山と海」、「里海」など、子どもたちの思いを込めた言葉を選出していきます。
そして、子どもたちが考えた標語をみんなが見て、投票していき、軸となる言葉を絞っていきました。
最終的に残ったワードを組み合わせて標語を作っていきました。どんな啓発標語になったのでしょうか?
それは、バスが完成してのお楽しみです。岡山から渋川行きの海プロ特製バスは、8月下旬~9月上旬に完成予定です。
また、ホームページでもお知らせしますので、皆さんぜひチェックしてみて下さい。