笠岡市立カブトガニ博物館では施設で育てたカブトガニの幼生を放流するイベントが行われました。
このイベントはカブトガニの保護活動の一環として行われたもので参加した子どもたちは約500匹の幼生を海に放流しました。
かつて笠岡湾には約10万匹の親のカブトガニが住んでいたといわれています。
しかし大規模な干拓によって笠岡湾のカブトガニは大幅に減少。絶滅の危機を迎えます。
カブトガニ博物館の長年にわたる保護活動の結果、笠岡市のカブトガニは徐々に個体数を増やし、現在、干潟ではたくさんの幼生を確認することができるようになりました。