瀬戸内の魚をおいしくいただく料理レシピシリーズ!
第4回は、瀬戸内の冬の味覚・牡蠣を使った料理です。
今回も「岡山水産物流通促進協議会」(おかとと)の料理女将、中島俊子さんに教えてもらいました🐙
「瀬戸内の冬の味覚として代表的なのは牡蠣ですね。生でも、焼いたり揚げたりさまざまな料理法でおいしく味わえる食材ですが、
カブやサワラとともに『かぶら蒸し』にしてみてはいかがでしょうか」と岡山水産物流通促進協議会(おかとと)の中島俊子さんが、提案してくれました。
海の干満差が大きく、栄養分が豊富な岡山の海は、牡蠣が1年で大きく育ちます。ぷりぷり食感の牡蠣は、亜鉛などの栄養価が高く濃厚でクリーミーな味わいが特長です。
岡山県内には日生、牛窓、虫明、寄島などの産地ものが有名です。各産地の牡蠣を食べ比べてみるのもおすすめですよ🐙
【材料】2~3人分
カブ 300g位(画像サイズなら2個)
片栗粉 大さじ1/2
卵白 1個分
塩 少々
サワラ切り身 2切れ
牡蠣 2〜3粒
シイタケ 1枚
ダシパック 1袋
水 450〜500ml
酒 大さじ1
みりん 大さじ1
しょうゆ 小さじ1〜2
塩 少々
片栗粉 大さじ1
水 大さじ1
【作り方】
では早速つくってみましょう🎶
1.カブはすりおろし、ザルにあげ軽く水気を切り、片栗粉を混ぜる。塩少々を入れ、角がたつまで泡立てた卵白を混ぜます。
2.鰆は小さめの切り身を使用し、酒、塩をふり、しばらく置いたら、水分をふき取ります。牡蠣は軽く茹でておきます。シイタケは好みの厚さに切っておきます。
3.器にサワラと牡蠣、シイタケ、①のカブを盛り付け、ラップをして電子レンジで蒸します。器の大きさにもよりますが目安は2個の場合、500Wで5分程度。
※ 電子レンジの蒸し機能を使用すると手軽に蒸す事ができます。レンジがない場合は、蒸し器かふた付きの鍋に少し水を入れ、キッチンペーパーかふきんを敷いて器をのせ、蓋をして蒸して下さい。
④蒸している間に、餡を作ります。片栗粉以外の餡の材料を全て鍋に入れて、味を調整します。沸騰したら、水溶き片栗粉を少しずつ入れて、トロッとした餡に仕上げます。
⑤蒸しあがったかぶら蒸しに餡をそっとかけ、ワサビを添えてでき上がりです。
⑥底の具材をすくうように、全体を混ぜてからいただきましょう♪
※かぶらに道明寺粉を混ぜ、片栗粉の代わりに葛粉、シイタケの代わりに百合根を使用するのが、本来のかぶら蒸しですが、ご家庭で手軽に作れるようにアレンジしました。
牡蠣がおいしいシーズンは3月末頃まで。ぜひおいしいうちに味わってみましょう。
■岡山水産物流通促進協議会(おかとと)
中島俊子さん
岡山市北区二日市町232(株式会社長谷井商店内)
TEL 086-225-0691