繊維の街として知られる倉敷市児島。その東端に位置する唐琴地区にある『髙田織物株式会社』は、畳縁(たたみべり)という伝統産業をポップに進化させた老舗の織元。その敷地内にある、畳縁が購入できるファクトリーショップに行ってきました。
畳縁とは、畳の長手方向に受けられた布のこと。
畳の角を守ったり、敷き合わせた時の隙間を埋めたりする役割があります。
『髙田織物』は、明治25年(1892年)創業の老舗。
畳縁の生産シェアは40%で、日本一を誇ります!
今でこそカラフルな畳縁ですが、かつては綿素材の黒や茶色の無地が当たり前でした。その常識を変えたのが『髙田織物』なのです!
昭和37年、業界で初めてポリエチレン製の糸を使い、ジャガード織りで柄を出した「紋縁(もんべり)」の開発に成功💡
これを機に全国への販売を広げ、常に新しい技術を取り入れながら現在の多種多様なデザインへと進化させてきました。
そんな畳縁の魅力をもっと知ってもらうため 、2014年に畳縁を販売する直営店『FLAT 児島本店』をオープン。
店名には、気軽にふらっと立ち寄ってほしいという想いが込められています。
店に入ると目に飛び込んでくるのが、壁一面を埋め尽くす畳縁の光景! 常時約1000種類以上の畳縁がずらりと並びます。
伝統的な和柄から、ドットやハート、花柄、動物柄など、見ているだけでわくわくするラインナップ。
スタッフさんによると、特にフルーツ柄が人気なのだとか🍓
また、ポーチや小銭入れなど、畳縁で作られたユニークなオリジナルグッズも目を引きます。
中でも、サメの形をしたポーチ「畳縁鮫」はそのインパクトと可愛らしさで海外からの観光客に人気だそうですよ🦈
老舗の織元でありながらも、新しいものを生み出しつづける姿勢。 「畳縁をもっと身近に楽しんでほしい」という遊び心が、お店の隅々から伝わってきます☺️
ハンドメイド好きの人には、切り売りのロールがおすすめ。
10m単位か、1.5mの使い切りサイズを購入できます。
価格は10mで1000〜2000円台のものが中心で、素材も麻や綿、ポリエチレン、ポリプロピレンなど様々!
どれにしようか迷いますね👀
畳縁はアイロンにこそかけられませんが、軽くて丈夫なのが特徴。 両端がほつれないないため端処理がいらず、8cm幅なので真っ直ぐ断裁する難しさもなし!
意外と手軽に始めやすいですよ。
「何を作ろうかな?」と想像するだけで楽しいですね♩
毎回大人気のワークショップでは、ポーチやバッグ、季節に合わせてクリスマスツリーやしめ縄、お雛様作りなどが楽しめます。
満席になることも多いので、ぜひ店のInstagramをチェックしてみてください。
踏んではいけないものという印象から、見て触って楽しむものへと、畳縁のイメージががらりと変わりました👀
児島を訪れた際はぜひふらっと立ち寄ってみてください🚗
(倉敷美観地区にも店舗があります◎)
◼︎FALT 児島本店
岡山県倉敷市児島唐琴2-2-53
TEL/086-477-6777
営/10:00~15:00
休/日曜・祝日、土曜不定あり