レポート
2018.10.05

アナゴ料理専門店の極上穴重を食す。

瀬戸内市牛窓町に創業して26年のあなご料理専門店。

地元瀬戸内の真あなごを自社の船や漁協で買い付け、

あなご重やあなご丼、各種定食が味わえる店です。

こだわりのロースターで焼くふっくらアナゴ!

国道28号を牛窓ヨットハーバーの方向に曲がると3階建ての『民宿・青島』が見えてくる。

その1階が、アナゴ料理専門店『青島食堂』です。

 

1992年に民宿を創業。店主の杉本幸司さんの祖父が、

中国山東省の青島に憧れて名付けたそう。

当所は魚の煮付けや定食などを提供していましたが、

2011年から「あなご料理専門店」にしたところ評判に。

今では県内外から客が訪れる人気店に。

 

アナゴは、自社の船で獲るものもあれば、

牛窓町漁業協同組合や岡山中央卸売市場など瀬戸内から仕入れるから年中安定的に手に入るのだそう。

さて、名物の「上あなご重」2500円を頼んでみましょう!

焼き方とタレにこだわる

お重の蓋を開けると「おおっ!」と声が上がるほど、

ごはんの上にアナゴが敷き詰められています。

 

石臼で擦るという山椒を振りかけ、おもむろに食べてみると、

アナゴが実にふわっと柔らかく、それでいて歯ごたえもあるのに驚く。

タレには県産の刺身しょう油をブレンドしているので、コクがある。

アナゴのおいしさを際立たせる「タレ」ももちろん自家製です。

 

焼き方にもこだわりがあります。

「当店ではふっくら焼ける専用焼き機で、蒸気をジュワーっと当てながらじっくり焼き上げています」とご主人。

だから、肉厚で大きな切れのまま身もふんわりしているんですね♪

 

「最近は、あまりアナゴが獲れなくなって、値段が急騰しています」

とご主人は困り顔。1kgあたりの単価で比べると、

A5ランクの国産和牛の約2倍に跳ね上がっているのだとか。

 

窓からは牛窓の海やオリーブ園を眺め、のんびり食事ができます🐙

「専門店の焼きあなご」は、瀬戸内市のふるさと納税返礼品として全国発送もしているそう。

「これからの季節はサイズの大きいアナゴがたくさん獲れるようになるので、ぜひお越しください♪」

と店主の岸本さんは話す。

 

■あなご料理専門店

青島食堂

TEL080-1934-7448

11:00~14:30 ※夜は要予約

レポーター紹介

瀬戸まだこ

「海と日本プロジェクトin岡山」広報スタッフの🐙瀬戸まだこです♪
海辺のすてきなスポットや活動、イベントなどを
ご紹介していきますのでお楽しみに!

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