瀬戸内海に沈む夕日を眺める絶景スポットをバスでめぐる「鷲羽山夕景鑑賞バス」が運行しているのをご存知ですか?日本の夕陽百選にも選ばれた鷲羽山の夕景を効率良く満喫できる2時間のプチトリップ。瀬戸大橋とのダイナミックなコントラスや、瀬戸内海に広がるオレンジ色のグラデーションは見ものですよ。
運行しているのは、「下津井電鉄株式会社」の下電バス🚌
JR児島駅の5番乗り場から乗車し巡回します。
時期によって出発時刻は変わるので、公式HPをチェックしてみてください。
この日はほぼ満席で、乗り込んだ瞬間から夕日への期待が高まります😳
児島の海沿いや山腹を走りながら、途中「鷲羽山下電ホテル(現在休業中)」「WASHU BLUE RESORT風籠」「せとうち児島ホテル」に立ち寄り宿泊者も合流。その後1つ目のスポット「三百山」へ向かいます。
移動中は、児島の繊維産業の歴史や見どころを紹介する車内アナウンスも。夕日を眺めるだけではなくて、下津井についても知ることができるのが嬉しいですね♩
移動中も刻一刻と表情を変える夕日の眩しさに照らされながら気づけばずっと外を眺めてしまいます。
出発から約30分で最初の夕景スポット「三百山」に到着⛰️
ここは、瀬戸内海に点在する島々が、夕焼けの中にシルエットのように美しく浮かび上がる絶景ポイント🌅
この日は雲ひとつない澄み切った空で、運転手さんいわくなかなか珍しい日なのだとか。みんな思い思いに写真に収めていました。
約15分間夕景を楽しみ、次のスポットへ向かいます。
次の展望台に向かう道中、バスは瀬戸大橋の真下をくぐります。
見上げる橋脚の迫力に思わず「おお…!」と声が漏れるほど。
港に船が並ぶ下津井ならではの光景や、海に反射する夕日のキラキラがとても綺麗…✨
「このあたりは釣りバカ日誌のロケ地なんですよ」と運転手さんの軽快なトークに車内も和みます。
最後に到着したのは「鷲羽山第2展望台」。
ここは瀬戸大橋を大パノラマで眺められる人気スポットで、この日もとびきりの夕日が待っていました🌅
陽が落ちるほどにどんどん赤みを増していく太陽は、輪郭がはっきりとわかるくらいまん丸とした姿です☀️
夢中で写真を撮っている間にもどんどん沈んでいき、気づけば山々の向こうへ。30分ほどの鑑賞時間はあっという間。薄暗くなりかけるマジックアワーの中、少し名残惜しい気持ちで帰路へ向かいます。
JR児島駅に戻る手前、運転手さんの「皆様の旅がより良いものになるようお祈りしますという」という温かいひと声で旅が締めくくられました。
気軽に参加できる2時間の夕景鑑賞バス旅🚌ぜひ体験してみてくださいね。
◼︎鷲羽山夕景鑑賞バス
運行日/金・土曜日、祝日 ※お盆期間中は毎日運行
料金/大人・子どもともに540円
予約/不要 ※各ホテルから利用の場合はフロントへ問合せを。満席の場合は乗車不可
問合せ/086-472-2811(下津井電鉄(株)児島営業所)