笠岡諸島を望むシーサイドロードに、全国の招き猫を集めたギャラリー・カフェ『瀬戸の古猫庫(こねこ)』がオープンしました♪ 瀬戸内海を眺めながらこだわりのコーヒーやスウィーツが味わえるほか、手作りパンも販売していますよ✨
国道47号沿いに建つ築100年以上の古民家が、カフェ『瀬戸の古猫庫』の店舗兼、招き猫ギャラリーです。
土間に入ると、どこか懐かしい風情の空間が広がります。
1階の座敷には、たくさんの招き猫がずらり!! 店主で「あくら土人形」作家の井上雅也さんの作品です。どの猫たちもとっても愛らしい表情です💗
奥のギャラリーは、必見です。
北海道と沖縄を除く全国の招き猫たちなんと1044体が陳列されています。全国の民芸品を中心に、各地に受け継がれた招き猫たち。小さいものも入れると1200点はあるそうです😲
特に、閉館した「日本土鈴館」から縁あって譲り受けた巨大な「旭土人形」は希少。ひとつひとつ異なる形や表情は見ていて飽きませんね。
井上さんは、14、5年前から健康のお守りにと買った招き猫に魅せられ、それからは各地の工房を巡っては、ひとつ、またひとつと集めてきたとか。
一番手に入れたかったのは、愛知県「古瀬戸」の招き猫。しかし希少なため入手困難で、「それなら自分で作ってみよう」と招き猫の土人形を作り始めたのだと話します。
現在は、作家として作品づくりを続け、ある工房の後継者としての道も決まっているそうです。1階の作業場では、井上さんの指導で招き猫の絵付け体験もできますよ🐱
ギャラリーをゆっくり見学したら、2階のカフェへ。
階段を上がると、思わずため息が出るような海景色が広がります。大きな梁や柱を生かした空間は、年月を感じるレトロシックな雰囲気🎵
カフェを担当するのは、井上さんの息子・優雅(ゆうま)さん。自慢の「水出しコーヒー」(限定15杯)や、湯で洗ってから焙煎した豆を使うこだわりのブレンドコーヒーがおすすめです。コーヒーが苦手な人でも飲める雑味のない味だそう☕
手作りのプリンやアイスクリン、週末に登場するケーキとともに味わって🎂
1階のショーケースには、井上さん夫妻が焼く手作りパンも販売されています。
生地はもっちりとしていて、中身の具はたっぷり。食べ応えがありますよ♪
「カレーパン」330円や「クリームパン」250円、「抹茶っちゃクリームパン」300円ほか、猫の顔が愛らしい「猫の食パン」550円もお子さんが喜びそう🍞。
平日は数種類あり、土・日は20種類近くが並ぶそう。
1階で買ったパンを、2階のカフェで味わうこともできます。
海を眺めながらのんびりとした時間をすごしてみては🎵
■ギャラリー・カフェ 瀬戸の古猫庫(せとのこねこ)
笠岡市大島中2405
TEL0865-75-0515
営/8:00~17:00
休/月曜(祝日の場合は営業)
料/ギャラリー入場料500円、絵付体験500円+素焼き代
【Instagram】@SETO_NO_KONEKO