レポート
2023.12.26

冬に食べたい!日生名物「カキオコ」の人気店

ジューっと鉄板で焼き、口に運ぶとカキの旨みが広がる日生名物のカキオコ。日生港のほど近く、「カキオコ発祥の店」といわれる『ほり お好み焼』にお邪魔しました🦪

昭和37年創業の、カキオコ発祥の店

カキの産地として知られる日生町。

小さかったり傷ついたりで出荷できないカキを、漁師が持ち帰ってお好み焼きに入れたのがカキオコの始まり。当時は「カキ入りお好み焼き」と呼ばれていました。

そして2002年ごろ、当時岡山県職員だった江端さんが、日生に訪れた際に、『ほり お好み焼』の店前黒板の「カキ入りあります」の文字に惹かれ、ふらっと来店。味わったところ、その美味しさに感動し、全国に広めようと「日生カキお好み焼き研究会」を発足したそうです🗣

よりキャッチーなネーミングとして「カキオコ」と名付けた場所が、この『お好み焼 ほり』だったそうで、B級グルメの流行やB-1グランプリの出場などにより全国的に知られるようになりました。

『ほり お好み焼』は「カキオコ発祥の店」として、今やカキオコを目当てにオープン前から行列ができるほどの人気店です👏🏻

カキオコは濃厚でぷりぷりのカキがたっぷり

早速、看板メニューの「カキオコ」を注文🦪

焼き方は、関西風でも広島風でもない「日生焼」。
生地の上にキャベツとメインのカキをたっぷり乗せ、上から生地を少しかけます。

強い火力で手際良くさっと焼き上げひっくり返し、ジュッという音と共にカキがこんがりと焼き上がると、身が全然縮まっていないことに驚き!

殻を剥いたばかりの生カキを使用しているからだそうで、またキャベツの上に乗せることによって、カキの旨みがキャベツにもしっかり染み込むのだとか🤤

さらに、生地にもこだわりあり!
生地を水を使って溶くのではなく、先代から受け継いだ特製出汁を使って練るのだそう。
手間暇かかった生地はそれだけでも味わい深い、 この店ならではの工夫です✨

ソースは、カキオコ専用のソースをあえて使わず倉敷市の『とら醤油』のお好み焼きソースをベースに、オリジナルでブレンドした秘伝の自家製ソース。
甘さはあまりなく、フルーティで酸味が効いたソースがカキオコにぴったりです❤️

全てのテーブルに鉄板があるので、熱々の状態をキープしながらいただけ、体がぽかぽか温まりますね☺️

全国・海外からも訪れる、日生でも屈指の店

この日もオープン直後からひっきりなしに客が訪れており、大阪や徳島、さらには韓国からの来店もありました!

カキシーズンの11月〜3月になると、全国各地から毎年食べに訪れるという熱いファンが多数。

地元の人や観光客で賑わう中、気さくでお喋り上手な、奥さんで店長の律子さんとご主人の俊策さんが場を和ませます。
客同士でも交流が深まるほどの、旅情がそそられる楽しい雰囲気も魅力ですね。

律子さん曰く「新鮮なキャベツ色」だという緑色の外観を目指して、日生ならではのご当地グルメを味わいに行ってみてください🥬⭐️

◼︎ほり お好み焼
備前市日生町日生886-5
TEL 0869-72-0045
営  10:00〜15:00
休 水曜

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