唐子踊や太刀踊、だんじりが彩る牛窓秋祭り | 海と日本PROJECT in 岡山

牛窓神社は、牛窓の氏神様。朝10時に巡行前のお祓いを受けた神輿が、牛窓町内のお旅所を次々とめぐります。

綾浦地区では午前10時から「太刀踊」が御霊社で奉納されます。

古式ゆかしい衣装をまとい、大きな刀を振合せて舞う踊りは、岡山県指定重要無形民俗文化財として伝承されています。

唐子踊は、異国風の鮮やかな衣装を身に着けた2人の男児による独特の踊り。

古くから海運の要衝として栄えた牛窓では、朝鮮半島との友好関係の記録があります。

こうした異国との交流が育んだ民俗芸能で必見です。

神輿が到着すると、牛窓ならではの竜頭、船形だんじり5台（県指定重要文化財）と大太鼓2台（市指定重要文化財）が勇壮に練り歩きます。

見事な彫刻を施しただんじりは見ものです。

鮮やかな衣装や法被で身を包んだ男たちにだんじりが引かれてくると、見物客の熱気は最高潮に！！大きな歓声が湧きます。

牛窓の歴史と文化がしのばれる秋祭りに出かけてみませんか。古き港町風情を感じる町歩きもぜひ楽しんで♪

■DATA

日程

2019年10月27日（日）

会場

岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓神社一帯

問合せ

TEL 0869-34-5250（牛窓町観光協会）