天然酵母や国産小麦にこだわるナチュラルなパンの店
「Obst(オプスト)」が、牛窓港の近くに移転オープンしたと聞いて
早速行ってみました💨
前島行きのフェリー乗り場から「しおまち唐琴通り」を東へすぐ。黒い板としっくいの壁、丸窓の建物がObst(オプスト)の新店舗です♪
真新しい木の香り漂う店内は、ナチュラルで温かみのある雰囲気。窓から海が眺められてとっても気持ちいい✨
店主の小岩井竜二さん夫妻がこの地を気に入って住まいを構え、長船町にあった店も2020年12月に移転したのです😊
店の奥にある工房を見せてもらうと、奥に大きな石窯が!!
「石窯を譲ってくれる人がいたので、移転を機に石窯パン作りを始めたんです」と小岩井さん。約300℃に熱した窯から、次々とパンが焼き上がっています。
「オーブンより石窯で焼くほうが香りや風味もよく、しっとりした食感が長持ちするんですよ」と手ごたえを感じている様子。真剣な眼差しでパンの焼け具合を確かめます。
幼い頃から体が弱く、食事にも細心の注意をしてきた小岩井さんは、パン職人を目指すにあたり、体にできるだけよい食材を使いたいという気持ちが強かったといいます。
その想いを実践すべく、酵母はレーズンや米麹、サワー種を起こした自家製、小麦粉は北海道や地元・瀬戸内産を吟味し、手挽きの全粒粉も使っています。
水はイオン活性器を通した水を使うこだわりよう。
パン職人を目指してドイツ北部の村に渡独し、「パンがいつも生活のなかにある暮らし」を経験したことで、
「パンは決して特別な食べものではない。お米と同じように毎日食べてもおいしいパンを目指そう」と決めて、今のパンにたどり着いたそう。
ショーケースにずらりと並ぶパンは、約20種。
ぜひ味わいたいのは、「カンパーニュ」600円、「ブール」560円。「ツオップ」300円や、「シナモンロール」170円、「プレッツエル」160円なども人気です。
自家製の具材や野菜をたっぷりはさんだ「たまごサンド」480円、「じゃがいもサンド」450円などもあり、店内でイートインもできます。
11時の開店と同時に行列になり、売切れも早いので、予約がおすすめですよ♪
2階では奥さまがヨガ教室『YUIMA YOGA』を営んでいます。海を眺める気持ちのよい木のフロアーで体験してみませんか✨
■Obst(オプスト)
岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓2895
TEL 0869-24-8636
営/11:00〜17:00
休/月、火、第2・第4日曜