レポート
2025.11.21

招き猫好きにはたまらない 海景が魅力のギャリーカフェ

寄島から笠岡に通じる県道47号沿い。味わいのある木造りの看板が気になって訪ねたのは海沿いの古民家。そこは1300点以上の招き猫コレクションが目を引くギャラリーカフェでした。

築100年の古民家を一人で改装

お店の名前は「瀬戸の古猫庫(こねこ)」。ここはカフェと工房兼招き猫のギャラリー。自身も「あくら土人形」の作家でもあるという店主の井上雅也さんが、奥様と一緒に営んでいます。

建物は築100年以上のどっしりとしたたたずまい。太い梁などはそのままに、店主が一人で1年半かけてリノベーションしたというから驚きです。

1階のカウンターでオーダーを済ませたら中へ。お腹が空いていたので、今回はランチの「ハンバーグとグラタン」1500円(税抜)と「モンブラン」1300円(税抜)をオーダーしましたよ♪。

1300点以上の招き猫コレクションは必見

料理ができるのを待つ間、1階のギャラリーを見せてもらいました。中に入ると大小の招き猫がズラリ。

北海道を除く日本全国から集めた郷土玩具としての招き猫が並び、その数は1300点以上!小さいものも入れると1500点はあるそう。中でも、閉館した「日本土鈴館」から譲り受けた「旭土人形」は貴重なもの。

井上さんは以前、奥様の病気をきっかけに購入した招き猫に始まり、各地の工房をめぐっては一つ一つ集め、そのうち自分でも招き猫の土人形を作りはじめたのだとか。各地の招き猫たちは一つ一つ形も表情も異なりユニーク。興味が湧いたら工房で絵付け体験ができるので、チャレンジしてみるのもいいですね。

海を目の前にのんびり過ごすカフェ時間

急な階段を上ると2階がカフェ。井上さんの心を掴んだという美しい海の景色に目を奪われます。お天気の良い日には四国の剣山が見えるのだとか。海を眺めながら過ごせば思わず時間を忘れそう♪ お子さん連れには畳敷きのスペースもありますのでうれしいですね😀

肉汁たっぷりのハンバーグは自家製トマトソースがたっぷりかかっていてgood💓 注文ごとにマロンクリームを絞るというモンブランも、大きくて食べ応えあり。メニューは、ランチ5種類のほかカレー、デザート、ドリンクなど種類豊富。手作りパンも販売しているので、テイクアウトしてみては。

DATA
■瀬戸の古猫庫
住所/岡山県笠岡市大島中2405
TEL/0865-75-0515
営/8:00~17:00 ※11~3月は~21:00
休/水・木曜(祝日は営業)
料/ギャラリー500円、絵付け500円+素焼き代

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