レポート
2025.01.28

泊まれる郵便局⁈ 地域と観光が交わる牛窓のゲストハウス

牛窓町のしおまち唐琴通りに佇む、昭和初期に建てられ昭和末期に役目を終えた『旧牛窓郵便局』。その場所に2025年1月『USHIMAROBI』が誕生しました。地元住民と観光客の交流を目指したゲストハウスで、マルシェやワークショップなど地域の魅力を感じられるイベントも楽しめますよ♪

地域おこし協力隊として大阪から移住し、地域創生に携わる

この場所を開業した中井さんは、大阪から移住し瀬戸内市の地域おこし協力隊として観光プロデューサーを務める傍ら、牛窓の地域活性化を目的にゲストハウスの開業を決意。

建物のリノベーションは、ボランティアの協力も得て全て中井さんたち自身の手で行ったそう。地域の人々と関わりながら進めた経験は、大阪から移住してきた中井さんにとって、岡山の人の温かさを改めて実感する思い出になったのだとか🍀

『USHIMAROBI』のユニークなコンセプトの1つが「泊まれる郵便局」📮
訪れた人は、身近な人はもちろん未来の自分や故人に贈る手紙を書いてポストに投函する。そんなユニークなコンセプトを体感できる企画も楽しめますよ✉️

ファミリーやひとり旅、海外の観光客なども訪れる

牛窓には一棟貸しなど大人数で宿泊できる場所はあるものの、少人数でリーズナブルに泊まれる施設は少ないそう。
『USHIMAROBI』は日によって変動はありますが、1泊素泊まりで約6000円〜8000円と手頃に宿泊が可能です。

客室は4人部屋の和室と、2人部屋の洋室の2タイプ🚪
和室は旧郵便局の住居部分だった部屋を活用し、畳や障子、床の間など当時の造りを残しつつ、壁を塗り替えることで和モダンな空間になっています。

共同キッチンもあるので、買い出しをして自炊を楽しむのもよし、洋食が美味しいと評判の『海岸物語』など地元飲食店のケータリングを頼むのもよし。
せっかくなら牛窓の食の魅力も味わいたいところですね🍽️

そのほか、室内にいながらキャンプ気分が味わえるよう人工芝やテントが設置されたフリースペースがあります。
ゆったりくつろいだりワーケーションをしたりと思い思いの使い方をしてくださいね⛺️

この遊び心ある空間はレンタルスペースとして1日5000円、1時間1500円での利用も可能です。

地域と観光を繋ぐハブとしての役割

「地元住民と観光客が交流できる場所を作りたかった」と語る中井さん。

偶数月の第3日曜日にはワークショップやマルシェが開催され、次回2月16日に開催される「牛窓ふれあいまーけっと」では、地域の事業者が協力し、お菓子やコーヒー豆の販売、ハーバリウムやペーパークラフトのワークショップが行われる予定✂️

地域の人々も集い、情報交換し、さまざまな経験ができる『USHIMAROBI』。
ゲストハウスとして観光客が泊まるだけではなく、地域の魅力発信拠点として牛窓の新しいコミュニティが生まれる場所になりそうです。

◼︎USHIMAROBI
瀬戸内市牛窓町牛窓3061
TEL/080-9743-2325

\ 記事をシェアしよう /
X LINE ニュースを共有

関連リンク

瀬戸内市の道の駅で、牡蠣小屋といちご狩り体験
レポート
2025.01.30

瀬戸内市の道の駅で、牡蠣小屋といちご狩り体験

牛窓の海を満喫できる、おすすめドライブコース
レポート
2025.01.30

牛窓の海を満喫できる、おすすめドライブコース

ページ内トップへ