王子が岳のふもとに3月にオープン。目の前に瀬戸内海と空が広がるおだやかな空間で、「自然と共にある暮らし」をテーマにした作品を紹介しています。
玉野市渋川と倉敷市児島を結ぶ県道430号線、通称「王子マリンロード430」の中ほどに、知られざる美景スポットがあると聞いて行ってみました✨
坂道を登ると大きな日本家屋が…。
かつては保養所だった建物を入ると、窓いっぱいに広がる瀬戸内海と空が!
植月大輔氏作のトチの木のスツールと、アイアンのテーブルが青い海を背景に美しいシルエットを映し出しています。
「椅子に座るとちょうど目線に海が広がって、一体になったように感じてもらえると思います」と話すのは、オーナーの北村健太郎さん。ここは、王子が岳山頂にある「belk」の「離れ」として開いたセレクトショップ兼ギャラリー空間なのだそう。
築70年以上の建物をうまくリノベーションした開放的なフロアは、「侘び寂び」すら感じさせる、シンプルな佇まい。
ショップでは、「自然と共にある暮らし」のテーマを切り口に、菅沼淳一氏の器や、風景に調和するアーティストのCDや作家もののうつわなど、
暮らしに寄り添うものをセレクトして紹介しています。
8席のスペースでは、ブレンドコーヒーや玉野市築港のベーカリー『歩々』の「チーズテリーヌ」のほか、今後は日本茶や中国茶、台湾茶、 お茶に合うお菓子などが味わえるそう。楽しみですね♪
「これからはお茶会や料理の会を開いたり、アーティスト・イン・レジデンスのように、音楽家や芸術家の表現の場としても活用してもらえれるようになれば…」と話す北村さん。『belk 離れ』の風景とアーティストのセッションにより、ひとつの作品が生まれるなんてすてきですね♡
ぜひ絵画のような美しい景色に身を置いてみては。
■belk 離れ
倉敷市児島唐琴町1421-22
mail:belk.setouchi@gmail.com
営11:00~17:00(喫茶はOS16:30)