レポート
2019.12.13

漁師町・下津井の冬の風物詩「干しダコ」

古くからの漁師町・倉敷市下津井地区で「干しダコ」づくりが最盛期を迎えています。

下津井港に冬を告げる「干しダコ」風景を、私ことマダコちゃんも見に行きましたよ🐙

全国でも有名な「下津井ダコ」

瀬戸大橋のたもとにある、下津井地区は古くからの漁師町。

下津井沖で揚がる「下津井ダコ」は全国でも有名✨特に秋から冬は身が締まって大きく、うまみがあります。

 

ここ第一田ノ浦吹上漁協では、毎年11月下旬から12月中旬にかけて「干しダコ」づくりをしています🐙 

「最近は、気温が高かったり、マダコが不漁だったりして、12月初めにずれ込んどるんです」と、組合長の岡さん。

寒風にさらして干す方が美味しくなるのだそうです。

 

漁協に着くと、早速下津井沖から漁船が帰ってきました!!

仕掛けたタコ壺に入っているタコを引き上げ、船内にいっぱい積んで帰ってくるのです。

干しダコにするのも、約2キロ以上の大きなタコだけ

船に揚がったタコの重さを船上で測り、素早く組合の人たちが目利きして選んでいきます。

 

大きくて身の太ったタコは、県内の寿司店や料亭などに出荷されるそう。

干しダコにするのも、約2キロ以上の大きなタコだけ。

 

今日は今季一番の収穫だったそうですよ!!

下津井ならではの風物詩

タコの8本ある足を竹串で刺し、形のままに広げていくのはとても手間がかかる作業です。

 

この「干しダコ」はこちらの第一田ノ浦吹上漁協以外ではあまりみられなくなっていますが、下津井ならではの風物詩。

 

寒風に吹かれてゆらゆら揺れるタコの姿は何ともユーモラス🐙、漁師町風情がありますね✨

柔らかく戻して炙るのが一番!

毎年進物などに大人気で、早くから予約が入るそう。

こちらの組合では、12月中旬ぐらいまでで干しダコづくりを終え、20日頃までに注文分を引き渡しするそうです。

食べ方は、柔らかく戻して炙るのが一番!と組合長の岡さん。

スルメのようにしょう油やマヨネーズをつけても、タコ飯にしてもGOOD👍

年末年始の酒のお友にするのもいいですね♪

第一田之浦吹上漁協では「干しダコ」のほか、朝揚がった魚の直売もしていますよ🐡🐟

ぜひ風景を見に行ってみて♪

 

DATA

■第一田之浦吹上漁協

岡山県倉敷市下津井田之浦2-1-3

TEL 086-479-8739

営/直売所は9:00~売切れ次第終了

休/お盆・年末年始 ※休漁日は休業の場合もあり

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