瀬戸内市牛窓町にある天神社は、学問の神・菅原道真が立ち寄ったといわれるとても見晴らしのいい神社です。
晴れた気持ちのいい日には散歩がてらお参りしてみませんか♪
瀬戸内市牛窓町の前島フェリー乗り場から東へ。「しおまち唐琴通り」の北側に、小高い山へと続く階段があり、神社の鳥居が見えてきます。
この山全体が前方後円墳の「天神山古墳」として知られ、その山頂にある天神社は牛窓の海を眺望できる穴場スポットなのです。長い階段を上る途中でひと息つき、後ろを振り向くとキラキラ光る海が見えてきますよ✨
山頂まで登り、天神社本殿の鳥居くぐり境内へ。ここからの眺めがとってもすばらしい!
天気のいい日は、遠くに浮かぶ白いヨットや前島、豊島、小豆島の島々も一望でき、階段上りの疲れもすっかり忘れます♪
ここは「日本の夕陽百選」にも選定されていて、夕日の観賞スポットとしても知られています。夕景もぜひ見てみたいですね。
由来については、菅原道真公が筑紫の太宰府へ左遷させられる時に、この地に立ち、遠く眺める讃岐の山々を望んで讃岐守だった若き日を偲んだと伝えられています。
その時腰を掛けた岩の場所を天満宮として祀ったのだとか。
境内には「磯山の 峰の松風通い来て 浪や引くらん唐琴の迫戸」と詠んだ菅原道真の歌碑も建っています。