レポート
2025.10.28

牛窓・西脇海岸沿いのカフェで、海を眺めながら楽しむ季節のスウィーツ

瀬戸内市牛窓の海沿いに、2025年4月29日にオープンした『海辺のお菓子やアイリス』。大きな窓からは穏やかな矢寄ヶ浜の水平線を眺望する絶景のロケーションです。光がたっぷり差し込む店内で、季節のスイーツとともに景色を楽しむ特別感。わざわざ牛窓へ足を運びたくなる魅力が詰まった場所です。

古着屋オーナーとパティシエがともに作り上げる

パティシエを務める田中さんは、これまでパティスリーで腕を磨いてきた職人👩🏻‍🍳

「これまでのケーキ屋での勤務とは違い、カフェという形でお客さんの反応を見ることができたり、直接美味しいと言ってもらえたりするのは嬉しいです」と話します。
田中さんにとってこの店は確かな手応えを感じられる新たなステージとなりました。

そんな田中さんをこの海辺へと誘ったのが、岡山の人気古着店『PLYWOOD』のオーナー・衛藤さん。
ふたりの縁は田中さんが幼い頃から続く長いもの。
衛藤さんもかつてはパティシエで、当時は田中さんが客として通っていたのだそう。

そんな衛藤さんの姿を見て育った田中さんも、夢のパティシエの道へ🌈
経験を積んだのち、仕事を辞めたタイミングで「この牛窓で新しいことを始めたい」という衛藤さんからの誘いがあり転機を迎えました。

甘さ控えめと好評の季節のケーキ

店内は白を基調にしたやわらかな空間。

海をイメージしたブルーのカウンターが印象的で、家具好きな衛藤さんがセレクトしたハーマンミラーの椅子や、貴重な70〜90年代のポスターなど、空間のデザインまで細部にこだわりが行き届いています。

ショーケースには、季節のケーキやスウィーツが6〜7種類。
フルーツはできるだけ岡山県産のものを使用し、この時期はマスカットや無花果が主役。

「本日のケーキ」789円(税込858円)は、ショーケース内のケーキを一品選べる嬉しいスタイル。
みずみずしいマスカットがふんだんに使われた季節のショートケーキをチョイス💚
フルーツなどと一緒にデコレーションされ、見た目も幸せなひと皿でした👼🏻

生クリームは動物性のみを使い、甘すぎず美味しいと評判。
小麦粉はケーキのスポンジ用や焼き菓子用で何種類かを使い分けるこだわりぶり。
ふんわりと焼き上げたスポンジは、ほどよくしっとりした口当たりです🫧

カフェタイムを楽しんだあとは、併設の古着店へ

注目の「メリサ」は衛藤さんのパティスリーで人気だったメニューを再現した一品。当時のファンも懐かしさを感じるのでは👀

他にも、かぼちゃのクリームブリュレやキャロットケーキ、いちじくやクッキーのシュークリームなど、見た目にも心を惹きつけるスウィーツが並びます。

焼き菓子のラインナップも豊富で、クッキーやフィナンシェ、タルトなど、どれも素材のやさしさがそのまま伝わる仕上がり。
ギフトにもぴったりです◎

カフェの隣には古着・ヴィンテージ雑貨店『YAYORI BEACH VINTAGE』が併設。スウィーツを楽しんだ後はヴィンテージの世界をぜひ覗いてみて👚
ケーキと古着、いずれも訪れるたびに出合いがありそうな奥深さの虜になりそうです🕊️

◼︎海辺のお菓しやアイリス
瀬戸内市牛窓町鹿忍6721-2
0869-24-7678
営/11:00〜18:00
休/火〜木曜

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