レポート
2025.12.25

生産者から直接購入できる、牛窓の野菜や魚を販売する会

月に1度、第2日曜日の朝だけ開催される「牛窓の生産者さんが野菜や魚を牛窓で販売する会」、通称牛会。地元の農家さんや漁師さんと直接会話を交わせる距離の近さが魅力の朝市です。ぜひ早起きして行ってみませんか?

販売するのは、生産者自身

会場は牛窓ヨットハーバー⚓️
出店はおよそ10店舗ほど。軽トラックの荷台や簡易テントが並び、この日も朝から多くの人で賑わっていました☀️

各ブースにはそれぞれ野菜や魚、米、加工品などがずらっと並びますが、飲食店はなく生産品だけ。
この会の始まりは、瀬戸内市や岡山市などでコーヒー専門店を営む『キノシタショウテン』の木下尚之さんの想いから。

「牛窓の農家さんや漁師さんなど、地元の生産者さんがつくるおいしい野菜や魚を、もっと一般の人にも届けたい。」

そうして、お客さんと実際にコミュニケーションを取りながら、生産者さんの想いや野菜についての情報などを発信したり、販売したりできる場ができました✨

スーパーではなかなか出合えないような食材の姿もちらほら。生産者さん自身が商品を手に取りながら説明してくれる姿は、ここでしか味わえない距離の近さを感じます。

生産者と消費者の間で自然と会話が生まれる

『ORGANIC FARM 風の谷』、『pomaikai農園』、『Mineoka Farm』などでは自然栽培や無肥料・無農薬で育てられた野菜を販売🥦

『魚屋きのした』ではその日に水揚げされた新鮮な魚を、木下さんの軽快な解説とともに選べます🐟

そのほか『正金農園』の新米「にこまる」や、『服部水産』の牛窓しらす、『ひものやかんきち』の手作りの干物も美味しそう〜!

「今日はどれがおすすめですか?」と声をかけると、「これは今朝採れたばかりだよ」「この魚はこの調理法がおすすめ」といった生の声が聞けるのがこの朝市の魅力♩

値段や鮮度はもちろん、その食材にまつわる話やおすすめの食べ方まで聞きながら選べると、普段の買い物とは違う楽しみ方ができますね。

また、生産者さんにとっても直接お客さんの反応を感じられたり、農法への理解が深まったりと、双方のやり取りが生まれる貴重な場になっているようです。

毎月楽しみな催しも

牛会では、8時50分から10分間の太極拳のワークショップが行われます🧘🏻‍♀️
ラジオ体操のBGMに合わせて体を伸ばすと、目がすっきりとしてとっても気持ち良いですよ☀️

また、販売される食材を使った朝ご飯が登場するのも毎月の楽しみのひとつ。「たまごサンド」や「しらす丼」などもその時期ならではの内容です。

12月には毎年恒例のもちつき大会が行われます。『wacca farm』のもち米を使ったお餅が振る舞われ、子どもたちが一生懸命杵を振り下ろす姿は年末らしいあたたかな風景です⛄️

新鮮な野菜や魚を求めて訪れるもよし、地域の人たちとの会話を楽しむもよし◎牛窓の土地の空気に溶け込むような体験ができました🌱

◼︎牛窓の牛窓の生産者さんが野菜や魚を牛窓で販売する会
岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓町牛窓5414-7 牛窓ヨットハーバー
開/毎月第2日曜日 9:00〜11:00

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