話題の「飲むみりん」を造る老舗の酒蔵

2020-9-11
海と日本PROJECT in 岡山

明治37年に創業し、以来伝統の本みりんを中心に、白桃ワイン、焼酎、白酒などを製造している老舗の蔵元「妹尾酒造本店」におじゃましました

老舗の蔵元「妹尾酒造本店」

玉島から沙美海水浴場を通り、海沿いの曲がりくねった県道74号線を走ると、目の前に美しい海が開け、倉敷市玉島黒崎の「南浦地区」に差し掛かります🚙

 

明治37年、ここに妹尾清次郎氏が創業したのがみりん・焼酎・白酒を製造する妹尾酒造(当時の屋号はヤマセ)です。

山が海岸まで迫るこのエリアでは、明治時代より酒造技術者が多く輩出されたことから「備中杜氏の里」ともいわれ、酒蔵が多数点在する歴史ある町です。

 

当時は30軒以上あった酒蔵も、今は数少なく、その一軒がこちら。

「妹尾酒造の本みりんを使うと料理の味が違う」と全国に知られ、50年来使う得意客もいるそうですよ👍

飲めるみりんの新商品「倉敷ブラック」

自慢の純米みりんは、国産もち米、米麹、米焼酎のみを使用します。

そして昔ながらの「こしき製法」にこだわって、添加物を一切使用せず3年間熟成するから😲

とてもまろやかで豊かな風味になるのだそう。

 

「みりんは料理に使うだけじゃなくて、飲んでもおいしいんですよ」と4代目社長の妹尾篤男さん。

2019年に、岡山市内の居酒屋『岡山地酒倉庫 ichiro’s』 とのコラボで、

「倉敷呑んみりん 倉敷ブラック」というみりん飲料を発売!カラメルのような甘みがあり、

牛乳などで割るとカルーアミルクのようなおいしさ。ぜひお試しあれ🎶

 

そのほか煮詰めると黒糖やカラメルのように濃厚な甘みの蜜になる「十年醸造味醂」や、各種焼酎、そして焼酎で漬けた梅酒もおすすめでした🌸

清水白桃を使った「白桃ワイン」も人気

そのほか「岡山白桃ワイン」やウイスキー樽で醸造した焼酎、また白酒やリキュールなども製造しています。

特に、地元・玉島の清水白桃を100%使用した「岡山白桃ワイン」は、女性に人気。

甘口でほんのり白桃の香りがするとっても飲みやすいワインです🍷

 

直接店舗で販売するほか、JR岡山駅の「サンステーションテラス」でも買うことができますよ♪

 

16年前の台風19号で甚大な被害を受けた南浦地区。

そこから復興し、今でも酒造りを続ける酒蔵も残っています。

明治から昭和にかけて酒蔵として栄えた海辺のエリアを散策してみませんか。

 

■妹尾酒造本店

岡山県倉敷市玉島黒崎 8189-2

TEL:086-528-1037

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