レポート
2024.03.12

豊かな海を守るため、啓発を続ける

キッズサポーターの田中漣さんは操南中学校3年生。海を豊かにするために、ごみ拾いや、周囲の人への啓発活動を続けています。

SDGsの目標達成を目指して

ごみが海に流れて海を汚染しないよう、地域の川や用水路、道路や公園に落ちているゴミ拾いの活動を続けている田中漣さん。

自分で拾うだけでなく、地域の自治体の話し合いの場で、ごみ問題について提案もしています。

興味を持ったのは、中学校入学後に、有志によるSDGsの活動に参加したことから。「目標14の『海の豊かさを守ろう』以外にも、さまざまな目標を解決していきたい」と話します。

地域の人に問題提起も

ごみ拾いをしても、同じ場所にまた、ごみがたまっていることに気づいた田中さん。「周りの人を巻き込んで行動しないと、問題は解決しない」と感じたそうです。

そこで、小学生や地域の人たちに集まってもらって、公民館でごみ問題について考えてもらう活動を実行。総合的な学習の時間に、課題発表しました。

地球環境をみんなで守りたい

「100年後の海を守るためにも、ごみを捨てないだけでなく、ごみになるものを作らない。気が付いた人が行動することが必要」だと考えています。
また地球温暖化についても心配しているそう。「地球の環境は、もはや自然の力だけで守るのはむずかしいと思います。気づいた人がみんなに伝えて、行動しないといけない」と話します。
今後はごみ問題だけでなく地球温暖化についても何かできることをしたいと意欲的に語ってくれました。

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