美しい海を次世代に…そんな思いを込めたオリジナルノートづくりに岡山県立大学デザイン学科の学生が挑みました。
どうすれば美しい海が継承できるのか、学生らの導いたキーワードは「海への憧憬」。
海に対するあこがれを子供たちに持ってもらうことこそが重要なのではないか。
オリジナルノートはその小さな小さな手段の一つだと学生たちは意気込みました。
授業の一環として、デザインが始まったのは9月下旬。70人の学生が、自分だけの「海への憧憬」に知恵を絞ります。
「僕はお寿司をデザイン化したい」「私はクジラ」「アニメ調にしてみました!」などなど…。
そして10月中旬、学生の投票によって2点が選ばれました。シンプルでかわいい魚モチーフの案と、海の生き物を星座になぞらえた案。
星座を見上げるときのように海の生き物にも思いをはせてほしい、そんな願いがこもっています。
11月上旬、岡山市内でイベント「RSK感謝祭」が行われ、海と日本プロジェクトin岡山もブースを構えました。
「きれいな海へ…みんなのアイデア」と題し、きれいな海を実現するための子供たちなりの考えを魚型の紙に記し、
大きな作品にしようというワークショップの開催です。
会期の2日間で500人を超える子供たちが参加。皆さんいろんなアイデアを記してくれました。
そのプレゼントとしてノートを配ったところ親御さんも一緒ににっこり!ワークショップも含め、
海への憧憬を、ほんの少しではありますが抱いてもらうことにつながったようです。頼んだよ!子供たち!