岡山県民なら誰もが小学5年生の時に参加した「海事研修(海の学習)」を懐かしく思い出すのでは?!
今回は、昭和22年から県民に海の学習場所を提供している「岡山県渋川青年の家」に、潜入取材してみました。
普段はどのような活動をしているのでしょうね。
いざ、岡山県渋川青年の家へ!小学校時代の思い出深い建物の内部を、案内してもらいました。
当施設で、73年間続いている「海事研修」。
「カッター漕ぎ」や「地引き網」などのプログラムを通じて、
力を合わせることの重要性や友だちを思いやることの大切さを学ぶことを目的に、毎年夏休みを除く4~11月に行われています。
参加するのは、県内のおもな小学校328校の5年生(一部中学生)約1万8000人(2019年度)。
お父さんもお母さんも経験した「カッター漕ぎ」や「地引き網」などを、
児童・生徒が体験する1泊2日~3泊4日の宿泊研修なんですよ🐡
施設内には、宿泊室(和室・和洋室)や、研修室、オリエンテーションホール、浴室、食堂、体育館などが備えられています。
二段ベッドやお風呂、食堂で食べたカレーが懐かしい人もいるのでは?!
小学生にとって初めての校外宿泊研修なので、ワクワク感がありますね♪
カッター漕ぎのような海の厳しさを知る体験もありますが、こんなクラフト作りも。
楽しい思い出がいっぱい✨
海事研修のほかにも、「われら瀬戸内探検隊」というキャンプイベントや、
親子で参加できる「シーカヤック体験」など、年7回程度の主催イベントも行っています。
海事研修や主催イベントのほかにも、一般企業や学校、団体向けの研修を行っています。
この3本柱の事業のために、先生方が企画をしたり、カッターや網の修繕をしたりしてくれているんですって!
普段は一般の人が入ることのない施設ですが、11月3日(日)の「渋川青年の家まつり」では、地域住民の方に施設を開放する予定です。
「海に親しみ 海に学び 海に鍛える」生涯学習拠点として、今日も渋川で子どもたちの育成に関わってくれているのです。
■岡山県渋川青年の家
岡山県玉野市渋川2-7-1
「海と日本プロジェクトin岡山」広報スタッフの🐙瀬戸まだこです♪
海辺のすてきなスポットや活動、イベントなどを
ご紹介していきますのでお楽しみに!