「牛窓ヨットハーバー」を見渡す絶好のロケーションに、6月にオープンした喫茶店に行ってみました🎶
「食堂使いできる喫茶店」のカジュアルさで、本格的な焙煎コーヒーや牛窓産の魚介を使ったランチが味わえます🌮
ヨットをかたどったクラブハウスの階段を上がり、2階へ。
店内に入ると、ガラス窓いっぱいに青い海と空が広がり、白いヨットが並ぶ絵画のような風景に目を奪われます。
牛窓の港町や島々を遠く眺めていると、思わず時を忘れそう✨
ヨットハーバーを眺める優雅なレストランかと思いきや、テーマは「食堂使いできる喫茶店」。
20数年前にここにあった食堂のように、愛される気軽な港の食堂を目指しているのだそうです。
営むのは、瀬戸内市内に本格的なロースタリ(焙煎所)を持つ『キノシタショウテン』。オーナーの木下尚之さんは、自ら豆の産地に赴いて農園の人たちと対話し、信頼できる豆を仕入れるという熱きコーヒー愛の持ち主です。
その9号店ということで、ここでもコロンビアやグアテマラの農園から仕入れたスペシャルティコーヒーが味わえるのです。
各農園主の顔をイラストにした販売用の豆のパッケージにも、想いが表れています。
直接足を運んで仕入れた希少品種の「GEISHA」などを、日替わりでセレクト。
豆の個性を生かすよう焙煎し、ハンドドリップでていねいに一杯ずつ淹れる「本日のコーヒー」が550円で飲めるなんてうれしいですね🙌
コーヒーに合わせて、岡山市本町にある菓子工房でつくるスウィーツも毎日用意しています🍪
かつての食堂の「カレー」も復活! といっても、当店ではタイやハモなどのダシを和ダシのようにじっくり抽出し、
ターメリックやフェンネル、コリアンダーなどのスパイスを程よく効かせた魚介ベース。羽釜で炊いたご飯にカレーをかけ、
魚のミンチ、フライなどもトッピングした海の幸たっぷりのオリジナルです🍛
牛窓で取れた季節の野菜サラダが付いて1320円。
+550円でドリンクとミニスウィーツをセットにもできるそう。
ワインのように爽やかな酸味が楽しめる水出しの「アイスコーヒー」を食事に合わせて飲むのもおすすめだそうですよ♪
「ものづくりのすばらしさを伝えたい」との想いで、ランチやコーヒーは地元作家のうつわでサービスされます。
『一陽窯』木村肇の備前焼、仁城義勝の漆器、伊藤環の陶器は、店内で販売もしているので、ぜひ帰りにチェックしてみてね♪
■港の中のキッサテン
瀬戸内市牛窓町牛窓5414-7 牛窓ヨットハーバー2階
TEL 0869₋34-5160
営11:00~16:00
休火曜