レポート
2018.08.31

下津井田之浦の路地をめぐる 町歩きイベントに参加しよう!

下津井ご出身の建築家で、吹上美術館・運営監督の

山口晋作さんをガイドに、港町・下津井の路地を散策するイベントです。

月1回、路地暮らしの「味見」をしてみませんか?

新旧のコントラストが絵になる下津井

古い漁村・下津井には港町ならではの細い路地があります。

その路地を歩きながら路地の暮らしを垣間見るイベントがあると

聞いて参加してみました♪

 

集合場所は田之浦公園。

瀬戸大橋の真下にあり、30年前の建設の際には

工事現場へ出入りする業者たちの拠点になっていました。

ここを出発地点に、約1時間の散策だそうですよ。

ガイドの山口さんは、下津井で生まれ、再び戻ってきたときに

「異文化」のような、アジアの町に住む人たちの生活の匂いを

感じてとても新鮮だったといいます。

迷路のような細い路地はファンタジック!

坂道や階段を上り、『明神さん』の名で親しまれている田土浦坐神社

(たつちのうらにましますじんじゃ)に到着します。

平安時代に建立された歴史ある神社。

映画「ひるね姫」にも登場したスポットとしても有名です。

 

ここから迷宮…いや路地へと入っていきます。

田之浦1丁目の路地はかなり入り組んでいて、道の両側に生活感があふれています。

昭和時代のような、昔懐かしい雰囲気がありますね。

 

共同の井戸もあちこちにあって、

今でも生活用水に使っているそうですよ!

弘泉寺も見どころ!

弘泉寺も見どころです。

瀬戸内海の本島で活躍した塩飽大工による本堂は、

軒などに美しい彫刻が施されています。

 

この周辺の路地は、80~90㎝ととっても狭いんです。

そして路地の上にベランダが張り出していたり、

洗濯機やバイクが置いてあったりゆずりあいの精神を感じます。

1軒だけ銭湯もありましたよ~。

漁師の家は、農家と違って納屋がいらず、

家は寝食さえできれば十分な狭さなのが特徴なのだそう。

「現代のように権利を主張するのではなく、生活が成り立つ

範囲での寛容さがあるんですよね」と山口さん。

 

「隣家との距離が、そのまま人と人との距離でもあると感じます」

ということばが、とても印象的でした。

下津井路地めぐり

日時/Facebookにて次回日程を告知。14:00~16:00

集合場所/田之浦公園

参加費/200円(ガイド代・茶菓代)

募集人数/8人程度□ガイド;

□当日連絡先;050-6865-2539

 

第5回目は、吹上地区を巡ります。

レポーター紹介

瀬戸まだこ

「海と日本プロジェクトin岡山」広報スタッフの🐙瀬戸まだこです♪
海辺のすてきなスポットや活動、イベントなどを
ご紹介していきますのでお楽しみに!

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