国指定天然記念物「カブトガニ繁殖地」である神島水道をのぞむ「カブトガニ博物館」。
カブトガニをテーマにした世界で唯一の博物館です。
笠岡市横島にある「カブトガニ博物館」の敷地内に入ると、
たくさんの恐竜たちが出迎えてくれてビックリ!!
ここは「恐竜公園」といって、ティラノサウルスやプテラノドン、
アパトサウルス、イグアノドンなど7種類8体の実物大の恐竜が森や海、
陸の景観のなかにたたずんでいて、まるで生きているみたいにリアルですね😲
すべて学術監修を受けて造られた本格的な模型だそう。
恐竜の登場に驚いたところで、いよいよカブトガニ博物館へ。
館内は、生きたカブトガニが間近に観察できる大型水槽や、
脱皮や成長のようすがわかりやすく展示説明されています。
カブトガニってカニの仲間だと思っていたら、
なんとクモやサソリの仲間に近い生き物なんだって!!
節足動物の鋏角類に属するのだそうです。
勉強になるね👍
館内中央には、大きなスクリーンと客席が設けられたカブトガニシアターがあります。
超空間探索船 KABU-2(カブツー)」に乗って、
約40億年前の地球からカブトガニのいる現代までを探検して、
進化の歴史が学習できるようになっています♪
案内してくれるのは、マスコットキャラクターの「カブニ」と「カブ海(かぶみ)」ちゃんたち。
一緒に旅した気分になれるね!
展望室からは繁殖地の海も眺められて、気持ちいい~♪
「行きている化石」といわれるカブトガニの祖先は、
古生代のローラシア大陸の中央部の海で生まれたことがわかっています。
博物館の展示やクイズで、「形態・生態」「産卵」「発生」など
研究者レベルの知識も得られるそうですよ!
博物館には、カブトガニに産卵をさせてふ化した
赤ちゃんカブトガニを飼育する飼育室や、
飼育池もあるんですよ。
こうしてカブトガニを研究・保護しながら、2億年以上も地球上に生き続けてきた、
『生きている化石』カブトガニの生命の尊さを学んでもらい、
生物や自然を愛する心のやさしい人間になってもらうこと。
それが博物館や、昭和 50年にできた『笠岡市立カブトカニ保護センター』の使命なんですね。
■カブトガニ博物館
岡山県笠岡市横島1946-2
TEL0865-67-2477
開館/9:00~17:00(入館は~16:30)
入館料/一般520円、高校310円、市外の小・中学生210円
※9月30日(日)特別展示があるため
一般720円、高校生410円、市外の小・中学生310円
「海と日本プロジェクトin岡山」広報スタッフの🐙瀬戸まだこです♪
海辺のすてきなスポットや活動、イベントなどを
ご紹介していきますのでお楽しみに!