岡山県備前市日生町で漁網の製造・販売を営んでいた
故・森下精一氏のコレクションを収蔵するBIZEN中南米美術館。
古代アメリカ大陸で作られた土器・土偶・石彫・織物など
約2100点の貴重な遺物が集められています。
現・館長の森下矢須之さんは、収蔵品のなかに、音の鳴るボトルが多数あることに着目し、
岡山県立大学、東京大学ほかと共同で 「古代アンデス文明の鳴るボトル・鳴る土偶研究プロジェクト」を進めています。
この壮大なプロジェクトのプレ企画展『さえずる文明展』が、
10月20日(土)~2019年3月17日(日)まで開かれていますよ!
案内してくれるのは、マスコットキャラクター・ペッカリーと、
人気者のホセ艦長。今をさかのぼること3000余年、
エクアドルのチョレーラ文化やペルーのビクス文化で生まれた、
世にも不思議な、音の出る土製ボトル。
約200点の展示品のなかには、なんと目と耳で体験できる
「さえずるボトル」もあるんです。館内はまるで愉快なテーマパークみたい!?
館内はペッカリーの「足跡」が順路になっているので、
足跡を追って歩いてみましょう。
展示説明のQRコードをスマートフォン読み取ると、
水(酒)に浸ける時や、揺すった時に鳴る音など、
まるで鳥がさえずるようなすてきな音色が実際に聴けるんです🐓スゴ~イ!!
実際にボトルに「笛玉」を入れて鳴らせる体験コーナーもあります。
ボトルを持って傾けるとあら不思議!さえずりが聞こえてきますよ~♪ぜひ体験してみてね。
1、2階を合わせて約200点の展示が楽しめ、
最後には、備前焼作家・森敏彰氏作の
「SAEZURI BIZEN干支ボトル2019」も披露されています。
この特注ボトルももちろん「鳴るボトル」。
実際にお酒を入れてゆっくりと左右交互に上下させると、
やさしい音でさえずります♪
11月20日(火)まで1万5000円で予約・販売もされているそうですよ。
ぜひ実物をご一覧ください。
■BIZEN 中南米美術館
岡山県備前市日生町日生241-10
開館:10:00~17:00(入館は~16:30)
TELフリー0120-346-287(土・日・祝日は0869-72-0222)
「海と日本プロジェクトin岡山」広報スタッフの🐙瀬戸まだこです♪
海辺のすてきなスポットや活動、イベントなどを
ご紹介していきますのでお楽しみに!