レポート
2018.10.25

古代アンデス文明の不思議を体験。 『さえずる文明展』開催!

岡山県備前市日生町で漁網の製造・販売を営んでいた

故・森下精一氏のコレクションを収蔵するBIZEN中南米美術館。

古代アメリカ大陸で作られた土器・土偶・石彫・織物など

約2100点の貴重な遺物が集められています。

ペッカリーとホセ艦長の愉快なガイド

現・館長の森下矢須之さんは、収蔵品のなかに、音の鳴るボトルが多数あることに着目し、

岡山県立大学、東京大学ほかと共同で 「古代アンデス文明の鳴るボトル・鳴る土偶研究プロジェクト」を進めています。

 

この壮大なプロジェクトのプレ企画展『さえずる文明展』が、

10月20日(土)~2019年3月17日(日)まで開かれていますよ!

 

案内してくれるのは、マスコットキャラクター・ペッカリーと、

人気者のホセ艦長。今をさかのぼること3000余年、

エクアドルのチョレーラ文化やペルーのビクス文化で生まれた、

世にも不思議な、音の出る土製ボトル。

 

約200点の展示品のなかには、なんと目と耳で体験できる

「さえずるボトル」もあるんです。館内はまるで愉快なテーマパークみたい!?

目と耳で不思議な音を体験!

館内はペッカリーの「足跡」が順路になっているので、

足跡を追って歩いてみましょう。

展示説明のQRコードをスマートフォン読み取ると、

水(酒)に浸ける時や、揺すった時に鳴る音など、

まるで鳥がさえずるようなすてきな音色が実際に聴けるんです🐓スゴ~イ!!

 

実際にボトルに「笛玉」を入れて鳴らせる体験コーナーもあります。

ボトルを持って傾けるとあら不思議!さえずりが聞こえてきますよ~♪ぜひ体験してみてね。

備前焼でも鳴るボトル?!

1、2階を合わせて約200点の展示が楽しめ、

最後には、備前焼作家・森敏彰氏作の

「SAEZURI BIZEN干支ボトル2019」も披露されています。

この特注ボトルももちろん「鳴るボトル」。

実際にお酒を入れてゆっくりと左右交互に上下させると、

やさしい音でさえずります♪
11月20日(火)まで1万5000円で予約・販売もされているそうですよ。

ぜひ実物をご一覧ください。

 

■BIZEN 中南米美術館

岡山県備前市日生町日生241-10 

開館:10:00~17:00(入館は~16:30)

TELフリー0120-346-287(土・日・祝日は0869-72-0222)

レポーター紹介

瀬戸まだこ

「海と日本プロジェクトin岡山」広報スタッフの🐙瀬戸まだこです♪
海辺のすてきなスポットや活動、イベントなどを
ご紹介していきますのでお楽しみに!

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