岡山の海の図鑑を、子どもたちと一緒につくるプロジェクト
「海とみらいの図鑑プロジェクト」がスタートしました。
日本財団「海と日本プロジェクト」in岡山が主催する一大プロジェクト!
初回は、「食」をテーマに岡山の海、魚について学びました!
朝6時集合!
朝早くても子どもたちは元気いっぱい!
日生町漁協さんにお邪魔して、
次々水揚げされてくる海の幸を見学しました。
にゅるにゅる「マダコ」に、でっかい「ハモ」、たくさんいる「ガラエビ」に、
頭に石があるイシモチ、正式名は「テンジクダイ」・・・
写真を撮ったり、漁協の人に取材したり、
自分たちが普段食べている魚について勉強しました。
続いてはセリの見学!
セリ人の大きな声が響く中、
次々と魚のかごが競り落とされていきます。
魚が大好きな子どもたちも、セリを見るのは初めて。
キラキラした目でセリを見つめていました。
魚が自分たちの食卓に並ぶまでには、いろんな人がかかわっています。
大事に食べようね!
最後に、豊かな海を守るために必要なことを教えてもらいました。
日生町漁協さんが長年取り組むアマモ場の再生活動や、
サワラの稚魚放流活動。
減った魚を取り戻すためには、大変な苦労がかかることを学びました。
そして。
今回の豪雨災害によって、
日生の海には多くのゴミが流れこんできたそうです。
数日間、定置網がはれず、大変な被害を受けました。
ゴミの多くは、川から流れ込んできたものです。
「ポイ捨てしたゴミのほとんどは、最後には海にやってくるんよ・・・」
自分たちにできる“当たり前のこと”を見直すきっかけにもなりました。
魚の種類がとにかく豊富!
山陽マルナカ穂浪店の「魚市場」で、
それぞれの魚の魅力や鮮度の見分け方などを教えてもらいました。
「この魚は初めて見た!」
「触っていいの!?」
「さばけるの!???」
水族館とはまた違った魚とのふれあい方。
担当のみなさん、ありがとうございました。
テーマが「食」なら、やはり試食は欠かせません!
新鮮なマダコとスズキのお刺身に、ハモの湯引き、
イシモチ(テンジクダイ)のから揚げをご用意いただきました。
お疲れ気味だった子どもたちも一気に元気に!
やはり、魚の一番の魅力は「おいしさ」ですね。
そんな魚も無限ではありません。
山陽マルナカさんでは、売れ残りを極力出さないために、
買い求めやすい形に加工するなど工夫をしています。
また、その調理過程で出た魚のあらは、
肥料や飼料にするなど無駄を出さないよう有効活用しています。
「みんなが魚を食べるまでに、多くの人が関わっていることがきょう分かったよね。大事に食べてね。」
海の幸は無限ではありません。
魚を増やす取り組みだけでなく、魚を大事に食べていくことも、
この豊かな海を守るために忘れてはいけないことですね。
きょう学んだ魚の魅力を、
店員さんとしてお客さんに伝えました。
売れ行きは上々??
昼食は、山陽マルナカ穂浪店特製の「いろどり海鮮重」。
豪華~!!
みんな朝早くから、お疲れさまでした。
次回は、倉敷市児島の“高洲”でアマモ場に足を踏み入れての活動です。
テーマは「住みか」。
みんなが調べたことを図鑑にいかします!
次回もがんばろう!
「海と日本プロジェクトin岡山」広報スタッフの🐙瀬戸まだこです♪
海辺のすてきなスポットや活動、イベントなどを
ご紹介していきますのでお楽しみに!