岡山県浅口市の寄島干拓地内には、絶滅危惧種Ⅱ種に
指定される希少なアッケシソウの自生地があります。
10月中旬に色づくみごとな紅葉を鑑賞しに出かけませんか?
アッケシソウは、海水の流入する塩湿地に生育する1年草の塩性植物で、
絶滅危惧種Ⅱ種に指定されている希少な植物です。
そのアッケシソウが群生する、本州唯一の自生地といわれる寄島干拓地では、
毎年10月中旬頃に真っ赤なアッケシソウの紅葉風景が見られ、
浅口市の指定天然記念物として保護されています。
10月13日(土)~23日(火)には「アッケシソウまつり」が開かれ、
その期間中は規制区域内に入って鑑賞できるので、
毎年その貴重な風景を楽しみにファンが訪れるそうですよ♪
アッケシソウを保護しているのは、「寄島町アッケシソウを守る会」(会長・花房泰志さん) のメンバー。
2004年に結成して以来、小学生の見学会や草刈り作業など献身的なボランティア活動を続けられています。
アッケシソウまつりの期間中も、展望台付近をガイドし、アッケシソウの歴史や、
なぜこの地に自生しているのかなど興味深いお話をしてくれるそうですよ👍
また、アッケシソウに関するパンフレットや単行本、
守る会のメンバーが発行している「アッケシ通信」などが配布されるそう。ぜひ手に取ってみて!
まつり期間中の土・日曜には地元の会がつくる「アナゴ飯」や「寄島おこわ」の販売も予定しているそうです。
国立公園・寄島園地の西海岸から見える名勝「三ツ山」や、「寄島景勝地もあるので、ゆっくり散策してみよう。
■アッケシソウまつり
10月13日(土)~23日(火)9:00~16:00
会場:寄島アッケシランド(浅口市寄島町16089-24 寄島町干拓地内)
問合せ先:浅口市教育委員会 寄島分室 ℡0864-54-3110
「海と日本プロジェクトin岡山」広報スタッフの🐙瀬戸まだこです♪
海辺のすてきなスポットや活動、イベントなどを
ご紹介していきますのでお楽しみに!