レポート
2019.11.15

古代人の生活を体験!

日生諸島最大の島・鹿久居島(かくいじま)は、かつて縄文時代の集落があったといわれ、太古の自然が今なお残っています。

その集落を復元したのが「古代体験の郷まほろば」。

さまざまな体験を通じて、古代人の暮らしに触れる全国でも珍しい施設を訪れてみましたよ🐙

いざ、謎の縄文村へ!

備前❤日生大橋の開通によって、日生港から車で行き来できるようになった鹿久居島。

野生の鹿が棲息し、太古の自然が残されたこの謎めいた島に、「古代体験の郷・まほろば」はあります。

 

ゲートで囲われた敷地内に入ると、まるでタイムスリップしたよう😲

国有林に指定されているアップダウンの激しい山道を通っていくと、自然のままの浜辺や、シダの生い茂った森などが続きます。

 

ゲートから約2キロ走って、やっと管理棟にたどり着きました。

ひっそりとした森の中に建ついくつかのログハウスのような建物は、弥生時代の高床式住居を再現したものだそうです🏠

 

原始時代に迷い込んだようで、ワクワクしますね。

古代人と知恵比べしてみよう

ここではさまざまな古代体験メニューが用意されています。

便利な道具がなかった古代人の生活を疑似体験して、古代人の気持ちになってみましょう。

 

人気の体験メニューは、カナディアンカヌー(2名乗りで1人1200円)、火おこし(600円)、勾玉作り(600円)

海釣り(釣り道具一式レンタル1700円)など。石窯焼きピザつくり(3名以上で1人につき2000円 ※飲物付)など。

 

「不便であることを楽しんで、古代人の暮らしに思いを馳せてみてください」と村長の吉岡さん。

自分のチカラで火をおこしたり、カヌーを漕いだり、自炊をしたりすることで、先人の知恵が身を持って学べるんだって!

縄文時代の家で過ごす一日

体験メニューや自然を満喫し、夕日を眺めてほっと一息。

ここでは自炊が基本なので、グループや家族でごはんをつくって夜を過ごします。

宿になるのは、古代集落を再現した「高床式住居」や「竪穴式住居」です。

 

高床式住居は、最大14名収容の木組みの建物です。

一応炊飯器、ガスコンロ、まな板、包丁、菜箸、皿などの備品もあり、自炊が可能です。

 

竪穴式住居は、まさに古代文明体験にはぴったりの空間!!

ここでいろりの火を囲み、ゆっくり語り合う大人のグループもいるそうですよ。

貴重な体験で何かが変わるかも?!

日が昇れば、澄んだ空や美しい瀬戸内海を眺めて深呼吸✨

とても気持ちのいい朝が迎えられます。

 

道具も機械もスマートフォンもなかった古代人の暮らしを追体験することで、現代の自分たちの暮らしを見つめ直すことができそうですね。

今では学校や各種団体、クラブ、また社会人の研修などでとても人気だそうですよ👍ぜひ利用してみては♬

 

DATA

■古代体験の郷 まほろば

岡山県備前市日生町日生(鹿久居島)

TEL 090-4698-1237

mahoroba1237@gmail.com

 

注)

・一般車両は乗入れ禁止のゲートを越え、施設まで乗入れ可能。ただし道幅が狭く、運転に注意を。

・駐車場はゲートの手前にも施設にもあり、1台1回1,500円(何泊でも同)で要予約

・ゲート手前の駐車場ご利用時は、施設までの送迎付き

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