レポート
2021.06.26

日生諸島の旅客船「のりなはーれ」に乗ってみた!

岡山県備前市の沖に浮かぶ大小14の島々からなる日生諸島。

そのうち鴻島、頭島、大多府島を結ぶ定期「NORINAHALLE(のりなはーれ)」で、爽やかな一日、プチクルーズを楽しみました🚢 

海に映える赤と白のツートンカラー

漁船が多く停泊している日生港で、ひときわ目立っている「のりなはーれ」。

水戸岡鋭治さんデザインの赤と白のツートンカラーの船体が海や空の青に映えます🚢。

関西に近い日生言葉の「乗りなはれ」に掛けたネーミングもユニーク(笑)。

 

日生港から大多府島の運賃は大人片道770円、往復1540円で(6月20日現在)、切符の販売所はなく、乗船後に船長さんが集金してくれます。

 

12時10分にポーッと汽笛がなると、いざ出航です!! 船は日生湾を半島沿いにゆっくりめぐりながら、日生駅前港へ。

釣り客などを乗せて、今度は備前日生大橋を左手に眺め、広い海へと波を切って進みます。

木を生かした船内やデッキでくつろいで

「のりなはーれ」は、2017年に竣工してまだ4年。こぢんまりとした船内は温かみある木の座席やテーブルが置かれ、ヨットやクルーズ船のよう。旅気分をそそられますよ✨

 

日生駅前港から約15分で鴻島に到着します。デッキから、ペンションや別荘が建ち並ぶ風景が見えてきましたよ! 

春は潮干狩り、夏は海水浴、秋はみかん狩りと年じゅう楽しめるリゾートの島で、古墳や土器が出土したことから太古から人が生活していたともいわれています。

島民の生活や観光の足として活躍!

鴻島から再び海原へ。目の前に青い海と空が広がってとても爽快です✨ 

鹿久居島、頭島を左手に見ながら、日生港からちょうど30分で日生諸島最南端の大多府島に到着します。

 

手つかずの自然が残る、歴史浪漫あふれる島で20分間停泊し、再び出航して日生港を目指します。1日に4便は頭島にも回るので、時刻表を参照してね。

 

おだやかな瀬戸内海の島々を眺め、潮風に吹かれながらの往復1時間。途中の島々で海水浴や潮干狩りを楽しむもよし、民宿に宿泊するもよし。

予約なしで手軽に乗れる定期船「のりなはーれ」で、風光明媚な日生諸島を満喫してみては🎶

 

■大生汽船 株式会社

備前市日生町日生241-115

0869-72-0506

https://taiseikisen.com/

※時刻表や料金はHPを参照のこと

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